患者様、ご家族との相互理解を基にした医療・介護の提供を目指します。
1.患者様中心の、安全な医療の提供 2.患者様の人権の尊重3.地域に密着した医療、地域の医療福祉の向上
利用者様、ご家族の意向に出来るだけ沿った介護サービスの提供に努めます。
令和6年4月 医療法人順天堂 理事長 溝上 健次
当施設は佐賀県のほぼ中央に位置し、自然環境、交通立地に恵まれ、理想的な療養環境にあります。医療療養病棟115床、介護老人保健施設70床です。
医療の機能分化における療養病棟の役割は、「神経・筋難病疾患」、「脳血管疾患、呼吸器疾患、外傷による遷延性意識障害・慢性呼吸不全」、「頚椎損傷の呼吸管理」、「末期がん」等の重傷長期入院患者様の医療、介護です。年平均100名位(2023年度は113名)の入院があり、約84%が県内外の基幹病院からのご紹介です。2023年度の病床稼働率は98%、95%が医療区分2、3でした。人工呼吸器管理の患者様は常時40名前後おられます。レスパイト入院もお受けしています。
外来は常勤、非常勤の専門医による診療を行なっています。急性冠症候群、脳卒中などの重症で緊急対応が必要な場合には30分以内に救急病院が4施設ありますので紹介しています。
介護老人保健施設の平均介護度は4.0です。病院併設のため緊急時には速やかに対応可能です。
いくら高邁な理念を掲げても実践できなければ意味がありません。第三者期間の評価として、2002年よりISO9001認証、日本医療機能評価認定を継続しています。
基本理念に『患者様、ご家族との相互理解を基にした医療・介護の提供を目指す』を掲げ、患者様・利用者様を中心とした安心安全な医療・介護の提供、地域の医療福祉の向上を目指します。
地域連携を推進し、地域完結型医療に貢献できますように従業者一同尽力してまいります。
令和6年4月 医療法人順天堂 理事長 溝上 健次
1933年 | 前身立石病院(立石常一)を白石町に設立。 |
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1955年 | 娘婿溝上松次が溝上病院として継承大町町に移転。 |
1959年 | 医療法人順天堂を設立。 |
1999年 | 耐震構造と、より広い敷地の必要性から現在地に介護老人保健施設「敬松苑」を併設して移転しました。(総延敷地面積16,212㎡)。 |
※医療法人順天堂及び順天堂病院は学校法人順天堂及び順天堂大学医学部の各付属病院とは、一切関係ありません。
神経内科、整形外科、リハビリテーション科、内科、皮膚科、消化器科、外科
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
午前 9:00 ~ 12:30 |
1診 | 整形外科 溝上 健次 |
神経内科 小池 春樹 |
整形外科 溝上 健次 |
総合診療科 福嶋 博愛 |
総合診療科 福嶋 博愛 |
整形外科・内科 非常勤医師 |
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2診 | 整形外科・内科 中江 一朗 (第2.3.4.5) |
整形外科 溝上 健次 |
整形外科・内科 中江 一朗 |
内科 福嶋 眞由美 |
整形外科・内科 中江 一朗 |
内分泌代謝内科・内科 森高 かの子 (第1.4) |
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4診 | 消化器内科 阪上 尊彦 |
整形外科・内科 中江 一朗 |
循環器科 高瀬谷 徹 |
整形外科 溝上 健次 |
消化器内科 長 知徳 |
消化器内科・内科 福永 秀平 (第1.2.3.4) |
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5診 | 消化器内科 吉岡 慎一郎 |
整形外科・内科 中江 一朗 |
整形外科・内科 中江 一朗 (第1.2.4.5) |
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内分泌代謝内科 安田 淳一(第1) |
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午後 14:00 ~ 17:30 |
整形外科 溝上 健次 |
外科一般・内科 伊達 有作 |
循環器科・内科 高瀬谷 徹 |
整形外科・内科 中江 一朗 |
整形外科・内科 中江 一朗 |
休診 | |
消化器内科 阪上 尊彦 |
整形外科 溝上 健次 |
整形外科 溝上 健次 |
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整形外科・内科 中江 一朗 |
整形外科・内科 中江 一朗 |
主に入院、入所の患者様の薬剤管理を行っています。2か月毎に薬事委員会で、新規採用薬、削除薬、医薬品の情報交換等について討議し、安全性の保持に努めています。
病院、介護老人保健施設を合わせて理学療法士10名、作業療法士4名、言語聴覚士3名、リハビリ助手2名による治療を行っています。重症慢性期疾患患者様の日常生活能力の維持向上、廃用性の機能低下防止に努めています。人工呼吸器装着での離床も促しています。嚥下機能訓練には嚥下造影検査(VF検査)の評価を参考にしています。地域ケア多職種ネットワーク会議等で自立支援活動に参加し、介護予防教室も行っています。
栄養管理部は入院患者様を対象に栄養状態や治療としての栄養療法を考慮し、栄養計画・栄養管理を行っています。
入院患者様の栄養状態を把握ながら個々の状態に合わせた食事提供及び
栄養サポートを行い、入院中の食事を美味しく食べていただけるよう努めております。個々の嗜好についても考慮し、充実した食事提供に取り組んでいます。経管栄養の患者様に対しても患者様に合わせた栄養計画を作成し、それに基づいた栄養管理を行っています。
医療ソーシャルワーカー(MSW)が 医療・看護・介護を必要とされる方々へ、その地域に おける医療機関・組織との連絡・調整・情報交換を行うことにより、入院・退院・通院に 伴って起こる様々な心配事を社会福祉の立場から支援します。
当施設はハザードマップで2~5Mの浸水が予想されています。「災害関連死」を防ぐため施設完結型の避難を目指しています。
施設は耐震構造です。水渦にそなえて、敷地を1.5M嵩上げ、施設周囲を40cmの堤防で囲っています。ライフラインは孤立状態に備えて、受電装置、自家発電装置(病棟用2基、電子カルテ用1基)は3階の屋上に設置しています。水の供給は通常は地下水+上水道で行っておりますが上水道の供給が絶たれたときには地下水を利用します。
近隣の方の避難場所となり、水の供給も予定しています。落雷に対しては避雷針だけでなく避雷シールドも設置しています。2019年の水害で20cmの床上冠水の経験から防水柵を設置しました。
関連口、著述報告
ISO9001のマネージメントレビューが年2回実施され、品質マネジメントシステムの見直しを行っています。
毎年1回、患者様満足度調査を外来、病棟、介護施設、通所リハビリ、栄養管理部で行っています。 2020年2月実施の結果は総合的満足度で外来84%、全病棟91%、介護施設93%、通所リハビリ100%、栄養管理部73%でした。更なる向上を目指して努力いたします。
ヒヤリハット・インシデント・クレームは、発生部署で改善策を検討し、全部所に報告し、更に月1回の病院会議に報告され討議しています。2020年度はヒヤリハット239件、インシデント4件、クレーム3件がありました。
これまで医療訴訟はありません。
・高質の医療を等しく受ける権利 ・納得のいく説明と情報の提供を受ける権利 ・治療法の選択と拒絶の権利 ・自己の医療内容を知る権利 ・医療情報、個人情報の保護と秘密が保持される権利
患者様と医療者は対等な関係を基礎として成り立っています。 当院では、患者様の権利を尊重し、その能力の範囲内において 要求にお応えすべく努力します。
院 長
従業者数100名超の医療機関は2019年4月より義務化されました。
当院では、労働環境の整備(人員の確保、システム化)により医師、職員の長時間(超過)勤務者はほとんどありません。